ちょっとデジタル

ミュージシャンの永山マキさん、携帯端末で作詞

2007年7月10日更新

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(ながやま・まき) 日大芸術学部在学中だった00年大編成バンド「モダーン今夜」を結成、作詞・作曲・ボーカルを担当。03年以来CD3作を発表。06年秋に初ソロアルバム「 銀の子馬」。年内に初の絵本「キノとヒーナ」を出版予定。
 外出中に作詞することが多いうえ曲のアイデアも大抵外で生まれます。例えば電車でふと目に入ったマンション。洗濯物のシャツが窓に挟まっています。住人はどんな性格でどんな人生を過ごしているのかなどと、想 像がどんどん膨らみます。こんな日常の無数の光景が私にとって新しい歌のタネになります。 

 ですから外出時に筆記手段は必携です。以前は手書きや携帯メールで要点をメモして、後で自宅のパソコンで改めて書いていました。それだと感じる速さに筆が遅れてしまい、もどかしさがありました。

 この春にウィルコムの携帯端末「W−ZERO3」を入手してから状況が一変しました。小さなフルキーボードでケータイより格段に速く打てるので何かを感じた瞬間に書き留められます。 

 ネットにつなげるのでマイスペース(ソーシャル・ネットワーキング・サービス=SNS=の世界最大手)の書き込みもどこでもできます。最 近個人ホームページをマイスペースのホームページに統合しました。マイスペースのホームページは開くといきなり音楽がなる仕組みを使えます。 

 私の音楽を知ってもらうには、何といっても聴いてもらうのが一番なので、私のホームページも開くとすぐに曲が流れるようにしています。マ イスペースを通じ日本全国だけでなく海外にもファンやミュージシャン仲間の輪が広がってきました。アーティストにとって非常に面白い場となっています。 
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携帯端末で外出先から作曲中の楽譜を送るという


 作曲でも、書いた楽譜をスキャナーでパソコンに取り込み、PDFファイルにして携帯端末にも保存します。外出先からでもバンドメンバーに作曲中の楽譜を送れるようになりました。 

 ライブでリクエストに応えられるよう以前は紙の歌詞カードや楽譜を何枚も持ち運んでいましたが、今は全部携帯端末に入っています。これで重たい荷物からも解放されました。 

 車窓でもテレビ画面でも、切り取られた光景は単なる絵ではなく現実の社会や生身の人間の人生の一コマです。そんな感覚をもっともっと歌にしていきたいと思っています。 (談)

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